この記事は,DMM.makeに3Dプリントを依頼したときのまとめ記事になります.まずは,DMM.makeに会員登録しましょう.会員登録してから発注まで結構簡単でした.
会員登録したら,作ったstlファイルをアップロードしましょう.stlファイルの作り方に関しては,この記事で紹介してます.
すると,ファイルを3Dプリントできるかどうかの自動チェックがされて,チェックが通るとメールが来ます.そしたら素材を選んで,「注文する」ボタンを押します.
素材
素材と価格は,以下のようにメールで送られてきます.
機体
・データ名: drone_200711c.stl : 1212082 ・素材と価格: 石膏フルカラー 6,002円 フルカラープラスチック 7,452円 NXE400 (xGPP Grey) 14,562円 NXE400 xABS(ブラック) 27,309円 NXE400 PPライク(半透明) 20,936円 アクリル(Ultra Mode) ナチュラル 8,003円 アクリル(HiReso)βテスト素材 15,975円 アクリル(HiPerf)βテスト素材 20,970円 PA12 ナチュラル(MJF) 3,754円 PA12GB ナチュラル(MJF) 3,754円 PA11 ナチュラル(MJF) 3,754円 ABSナチュラル(PartPro300xT) 4,845円 ナイロン ナチュラル 4,455円 AGILISTA(AR-M2) 20,350円 AGILISTA(AR-G1L) 20,766円 AGILISTA(AR-G1H) 20,766円 AGILISTA(AR-H1) 20,766円 PA12GB 121,512円 PA6GB 9,392円 チタン 41,765円 クリアアクリル(シアン) 10,607円 クリアアクリル(マゼンタ) 10,607円 クリアアクリル(イエロー) 10,607円 クリアアクリル 10,607円 Agilusゴム ホワイト 10,677円 Agilusゴム クリア 10,677円 Agilusゴム ブラック 10,677円 マルチマテリアル 10,904円 マルチマテリアル プラス 125,018円 インコネル 175,055円 マルエージング鋼 130,827円 アルミ 76,792円 アルマイド(ナチュラル) 11,760円
PA11, PA12, PA12GBの順で素材が固くなるそうです.GBはガラスビーンズの略のようです.PA12GBだと少し重くなってしまうそうですが,ドローンの機体は剛性も重要だと思うので,今回はこの素材にします.
プロペラガード
・データ名: prop_guard_4pcs_200711b.stl : 1212030 ・素材と価格: 石膏フルカラー 1,050円 フルカラープラスチック 2,527円 NXE400 (xGPP Grey) 2,245円 NXE400 xABS(ブラック) 2,715円 NXE400 PPライク(半透明) 2,480円 アクリル(Ultra Mode) ナチュラル 2,699円 アクリル(HiReso)βテスト素材 3,269円 アクリル(HiPerf)βテスト素材 3,088円 PA12 ナチュラル(MJF) 886円 PA12GB ナチュラル(MJF) 886円 PA11 ナチュラル(MJF) 886円 光造形樹脂(デュラブル) 2,376円 光造形樹脂(グレー) 2,376円 ABSナチュラル(PartPro300xT) 1,609円 ナイロン(即納) 2,948円 ナイロン ナチュラル 861円 AGILISTA(AR-M2) 2,273円 AGILISTA(AR-G1L) 2,379円 AGILISTA(AR-G1H) 2,379円 AGILISTA(AR-H1) 2,379円 PA12GB 37,436円 カーボン複合素材 7,648円 PA6GB 1,280円 チタン 4,667円 クリアアクリル(シアン) 1,973円 クリアアクリル(マゼンタ) 1,973円 クリアアクリル(イエロー) 1,973円 クリアアクリル 1,973円 Agilusゴム ホワイト 1,992円 Agilusゴム クリア 1,992円 Agilusゴム ブラック 1,992円 マルチマテリアル 2,049円 マルチマテリアル プラス 116,163円 インコネル 88,804円 マルエージング鋼 41,663円 アルミ 68,850円 アルマイド(ナチュラル) 5,286円
ナイロンが一番安いので,プロペラガードはナイロン製にします.
ということで,素材は機体:PA12GB・プロペラガード:ナイロンにすることに決めました.
合計額は,3,754 + 861 = 4,615円です.
重量
stlファイルから体積を算出できます.以下のリンクのpythonファイルを使うと簡単に算出できます.FreeCADで計算する方法を調べたのですが,いい方法が見つかりませんでした…
例えば,drone.stlの体積が調べたければターミナルで以下を実行しましょう.
$ python measure_volume.py drone.stl Choose desired print material of STL file below: 1 = ABS or 2 = PLA or 3 = 3k CFRP or 4 = Plexiglass : 1 drone.stl ('total triangles:', 11244) End calculate triangles volume Total mass could not be calculated ('Total volume:', 5.152273260834853, 'cm^3')
上記の計算結果によると,機体体積は5.15 cm^3,プロペラガードの体積は1.30 cm^3という結果になりました.密度は以下のサイトによるとPA12GBもナイロンも1.3 g/cm^3くらいだそうなので,概算すると重量は,8.39 g程度ですね.(実際に来た部品は6 g程度でした.素材の比重が1.30 g/cm^3ではなかったのかと思います.)
備考
あとで気づいたのですが,DMM.makeで「チェック結果を詳しく見る」というボタンをクリックするとアップロードしたモデルの体積はわかります.stlファイルをアップロードする前に体積を知りたい場合は,上記方法が便利ですね.
到着までの日程
ちょうど発注から一週間程度で手元に届きました.早いです.
2020. 7. 11 | DMM.makeにて発注 |
2020. 7. 13 | DMMのデータ最終チェックが終了 |
2020. 7. 13 | 製作開始 |
2020. 7. 17 | 発送完了 |
2020. 7. 18 | 到着 |
到着した部品!
到着した部品は以下です.なんかそれっぽくてワクワクします(^^
ただ,軽量化のため厚さを1mmにしてしまった結果,フレームがふにゃふにゃになってしまいました.たぶんこれではドローンは飛ばないので,厚さをもう少し厚くして発注し直そうと思います.
ドローン完成予想写真
完成時はこんな感じになる予定です.
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